睡眠事業サポートOvernight Polysomnography

睡眠時無呼吸症候群の簡易検査・精密検査、また治療効果判定のためにCPAPタイトレーションを行います。
また医療機器であるCPAP(持続陽圧呼吸療法装置)の販売及びレンタルも行っています。

睡眠時無呼吸症候群簡易検査
(LS-120)サポートサービス

睡眠時無呼吸の簡易検査装置を貸出し解析いたします。
ご自宅で睡眠時無呼吸症候群の簡易検査を実施していただけます。

睡眠は人生の3分の1を占めています。現代社会では不眠を訴える人が少なくありません。
睡眠不足の起因となる不眠の原因は、ストレスなどの生理的要因だけではなく、いびきや睡眠時無呼吸障害、その他睡眠障害など多岐に 渡ります。
いびきや睡眠時無呼吸による熟眠感のなさや日中の強い眠気などの症状は、病気と認識されにくく、受診される方は少ないよう です。睡眠不足の原因をつきとめ改善させる事はQOL(Quality of Life)の向上につながると考えます。

LS-120での簡易検査手順と流れ

動脈血酸素飽和度(SpO2)および、鼻呼吸・いびきセンサーにて、呼吸状態を測定します。
患者様ご自身で指と鼻にセンサーを着けてもらい、入眠前にスタートボタンを押して記録開始となります。
従来のSpO2だけでは請求できなかった保険点数900点算定可(検査料720点+判断料180点 2020年4月現在)。

検査レンタルセット

  • レコーダー(フクダ電子製LS-120)
  • 取扱説明書
  • 装着手順DVD
  • 検査内容説明書・依頼書・質問表
  • 消耗品セット(電池、カニューレ)

ご利用方法

初めてのご利用の場合は、お気軽にお問い合わせください。

  1. 検査予約

    お電話にて貸出予約を承ります。(平日 土曜日 9:00~17:00)

  2. 検査セットお届け

    • 検査前日までに検査セットをお持ち込み、またはご郵送いたします。
    • 患者様にはご自身で就寝前に装着と記録を開始していただく流れをご説明ください。
    • 取扱説明書と装着手順DVDがありますので簡単に装着出来ます。
    • 検査後は患者様より同封のレターパックに入れて返却していただきます。
  3. 解析

    臨床検査技師によるマニュアル編集解析・報告書作成。

  4. ご返却

    検査後1週間以内に、お持ち込み、またはご郵送にて結果をご返却いたします。

睡眠時無呼吸症候群精密検査
(PSG検査)サポートサービス

PSG検査とは睡眠時無呼吸症候群を含め、睡眠関連疾患の診断に必要な精密検査です。
センサー類をたくさん装着しますが痛みは伴わず安心して受けて頂ける検査です。
一晩の睡眠状況を記録するため、本来であれば1泊2日の検査入院となります。

弊社では入院設備がない病院様やご自宅での検査を希望される患者様などのニーズに沿った検査を行っております。もちろん入院設備がある場合でも貴院のスタッフ様が対応できない時など、代わってお手伝いさせて頂いております。

PSGパンフレットダウンロード

PSG検査依頼書ダウンロード

サポートサービスの内容

  1. PSG検査装置一式の貸出
  2. 臨床検査技師によるPSGセンサーの装着と記録
  3. 臨床検査技師による検査データのマニュアル解析
  4. オリジナル報告書の作成と説明

※CPAPタイトレーションについてはご相談下さい。

サポートサービスの実施場所及びメリット

実施場所:
病院(貴院様)での入院検査(睡眠への影響を考慮し個室での検査が望ましいですが、大部屋でも検査自体は可能です。)
患者様のご自宅
病院内で
検査の場合
  • 初期投資が不要
  • 平均在院日数の短縮化
  • 個室稼働率の向上
  • 他院からの紹介の増加
患者様のご自宅で
検査の場合
  • 患者ニーズへの対応・・・・
    睡眠の環境が選べるなど

※検査には医師の立ち合いが必要です。

検査の流れ

初めてのご利用の場合は、お気軽にお問い合わせください。

当日

  • 患者様来院(病院の入院可能時間に合わせる)
  • 19時PSG検査装置持込・準備
    10分前にはシャワー・トイレ・食事を済まして頂けると検査がスムーズに行えます。
  • 20時検査記録の開始

翌日

  • 6~7時頃センサー類の取外し(施設様・ご本人様・ご家族様へご協力頂きます)
  • 午前中PSG検査装置・センサーの回収
  • 約2週間後検査結果報告

※夜間検査のため患者様は特に休暇を取る必要はございません。患者様宅で行う場合でも同じ流れですが、時間についてはご相談下さい。

CPAP(在宅持続陽圧呼吸療法装置)
導入サポートサービス

国内でCPAPを保険診療でお使いになるには、AHI(睡眠1時間あたりの「無呼吸」と「低呼吸」の合計回数)が
簡易検査で40回以上、又は精密検査で20回以上となっております。

AHI(Apnea Hypopnea Index) =無呼吸低呼吸指数

上記の様に簡易検査PSG検査を行い、その結果のAHIによって保険適用内でCPAPを使用する場合、
弊社で導入のお手伝いをさせて頂けます。
また、導入後CPAPタイトレーションも行っております。

CPAP導入の流れ

  1. step1医療機関様より弊社へCPAPの新規導入希望のご連絡をして下さい。
  2. step2医療機関様に指示書をご記入いただき、患者様と導入日時などのお打合わせを行います。
  3. step3CPAP導入後に主治医へご連絡いたします。

CPAP導入後のご対応

  1. care1導入後もCPAPの取り扱いや通院の必要性などご説明させて頂きます。
  2. care2導入後の経過をSDカード解析等で医療機関様へご報告致します。
  3. care3毎月25日前後にご請求予定の確認書のFAXを医療機関様へ致します。

保険点数

保険点数

下記は各検査項目の保険点数の参考です。(2020年4月現在)

※横にスライドできます。

検査 項目 保険点数
簡易検査 検査料 終夜睡眠ポリグラフィー 720点
判断料 脳波検査判断料 720点
精密検査(PSG) 検査料 終夜睡眠ポリグラフィー(安全制度管理下で行うもの) 4760点
終夜睡眠ポリグラフィー(その他のもの) 3570点
判断料 脳波検査判断料 180点
CPAP 指導料 在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料2 250点
加算 在宅持続陽圧呼吸療法用治療器加算 1000点
加算 在宅持続陽圧呼吸療法材料加算 100点