砂場消毒
子供たちを感染から守るため、年間を通じて砂場消毒を行います。
現在、砂場事業は譲渡しました(詳細はこちら)。
どうして砂場消毒が必要なの?
砂の中には、数多くの病原体微生物が隠れています。
抵抗力の低い子供の口や指先の傷から、体内へ侵入すると体調不良や炎症反応を引き起こす菌もいます。
砂の中の悪い菌を少なくして、子供たちを感染から守りましょう。
独自の年間管理システム
弊社の砂場消毒の特徴は、即効性のある1次消毒と、持続性のある2次消毒(エコビーズ)を行い、また目に見えない細菌微生物に対する細菌検査の実施により評価、判断していることにあります。
従来法の「抗菌砂の混入だけ」や「一度だけの焼き砂・オゾン水を散布」などと違い、年間を通じての管理システムとなっております。
即効性1次消毒
持続性2次消毒
効果判定細菌検査実施
基本スケジュール
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SPRING3月~5月
1次消毒 2次消毒 細菌検査 作業報告書作成
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SUMMER8~9月
1次消毒 2次消毒 細菌検査 作業報告書作成
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AUTUMN10月~11月
2次消毒
砂場消毒の流れ
STEP1作業前
異物やゴミがあれば取り除きます。
STEP2消毒前の細菌検査用サンプルの採取
細菌検査の為のサンプルを作業前の砂場から
任意に3箇所採取します。
STEP31次消毒
動力噴霧器などを用いて、消毒液(300~500ℓ)を噴霧します。
主に大腸菌等の細菌に対しての消毒効果があります。
STEP42次消毒
(除菌剤エコビーズ混入)
1次消毒の後、エコビーズを砂表面に混入させていきます。
可溶性であり、長期的な菌の繁殖を抑える効果があります。
STEP5整地
整地を行い、エコビーズを砂場表面に馴染ませていきます。
STEP6消毒後の細菌検査用サンプル採取
消毒処理確認の為の細菌検査サンプルを作業後の砂場における
任意の3箇所から採取。
STEP7報告書作成
作業前後に採取したサンプルの分析結果を元に、
「砂場消毒作業報告書」の作成を致します。
エコビーズ®
エコビーズ®ってなぁに?
エコビーズ®は総合医療サービス株式会社の登録商標で、過酸化モノ硫酸カリウムを主成分とした可溶性除菌剤です。
簡単にいうと、強酸性水を作り出す除菌剤です。安全性には、十分考慮して作られています。
マウスに対して、500,1000,1500,2000mg/Kgのエコビーズを経口投与し毒性を調べた結果、毒性や健康被害は認められませんでした。
※横にスライドできます。
試験群 | 投与量 | 経時的致死率 | 致死量 | LD50値 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(n=10) | (J/L) | 2時間 | 1日 | 2日 | 3日 | (%) | (J/L) |
1 | 0 | 0/10 | 0/10 | 0/10 | 0/10 | 0 | |
1 | 500 | 0/10 | 0/10 | 0/10 | 0/10 | 0 | |
1 | 1,000 | 0/10 | 0/10 | 0/10 | 0/10 | 0 | |
1 | 1,500 | 0/10 | 0/10 | 0/10 | 0/10 | 0 | |
1 | 2,000 | 0/10 | 0/10 | 0/10 | 0/10 | 0 | >2000 |
LD50値:50%以上の致死率濃度で、OECDのガイドラインによる急性毒性試験では最高投与量は、2000mg/Kgと規定しています。
エコビーズを用いた砂場消毒による細菌数の経時変化
- 大腸菌群数:
- (汚染状況の指標としているもので:悪玉菌)
- 生菌数:
- (全ての細菌数で主に草木の栄養物を作る菌:善玉菌)
1次消毒後、生菌数は一時的に減少し元の状態に戻りますが、
大腸菌群は、1000個/g以下とほとんど汚染されていないレベルで推移しております。
- 皮膚一次刺激性試験
- モルモットに対しての刺激反応を見た結果、エコビーズは皮膚に対する刺激を有しないものと評価されました。
- 眼球角膜・結膜刺激性試験
- エコビーズの水懸濁液を、 モルモットの角膜表面に滴下し、角膜・結膜に対する刺激試験を行った結果、
過敏性反応は観察されませんでした。
価格・実績・その他
価格
20m2程度の砂場で、年間管理料は20万円以内です。
ご希望の条件に合わせてご提案、御見積をさせて頂けます。
実績
- 大阪/長池認定こども園様
- 大阪/緑ヶ丘幼稚園様
- 大阪/ポートタウン保育園様
- 兵庫/安井幼稚園様
その他、公共の公園内やマンション敷地内の砂場など